円い箱 〜アトリエ朋便り 
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このところブログの更新が滞りがちで、更新しても今ひとつキレの悪い記事になっていて、
その理由は自分でもうすうすは感づいていましたが、一つの節目を終えた今日、
やっと、この1カ月半の出来事を書けるようになりました。

とは言え、想いが溢れすぎてとても1日でまとめられそうもないので、
何回かに分けて、少しずつしたためていこうかと思っています。

14年前に設計した家が、この春、とある事情からオーナーチェンジすることになったのです。
それにまつわる「しあわせな家」の話。そして、アトリエ朋の原点の話です。
今日はプロローグ。これからしばらくお付き合いください。
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花冷えとか、花曇りとか、なんとなく情緒ある言葉にうっかり騙されそうになりますが、桜が咲いていようと寒いのは寒い!寒いの嫌い!と訴えたくなる、冬のように寒い土曜日です。
満開の桜は青空の下で見たいなー。でも天気予報を見ると木曜日まではお天気マークもなく、とても残念です。

さて、そんな土曜日、午後の打合せ。
現場にモザイクタイルのチップサンプルを持っていったら、奥さんとお子さん達がパズルゲームをのように遊びながら、こんなサンプルをつくってくれました。とても素敵です。モザイクタイルワークショップ (Click!) をやった時にも思いましたが、種類の違うタイルを組みあわせるとよりかわいくなりますね。このままどこかに採用したいくらいです。

この週末はお花見のピークなのでしょうね。風邪をひかないように、暖かくしてお出かけください。
先日の日曜日は現場で施主のMさんと打合せ。
細かい部分の色決めなど、最終的な確認作業を終え、もうここからはまな板の上の鯉。
竣工まで、現場の皆さんよろしくおねがいします!なのです。

Mさんを送り出した後、ひとり現場に残って、その日の打合せ内容をまとめつつ、
小一時間、ぼーっと過ごしてまいりました。
誰も居ない工事中の現場で、ひとりで時間を過ごすというのは初めての経験だったのですが、
いいですね、こういう時間。
長い長いプロジェクトだったので、「ついにここまで来たか」としみじみしてしまいました。
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こちらは階段室を見上げた写真です。
階段スペースではなく、本当に階段室なんですよ。
決して広くはない(というよりかなり小さめ・笑)のこの家に、こんな贅沢な階段室が計画されたのは、
他でもない、お猫様たちの為なのであります(*^^*)
詳しいいきさつは割愛しますが、諸般の事情を鑑み悩み悩んだ末、
この家の特等席が猫たちに与えられたのです。幸せだね。
とは言え、リラックスチェアを置いたり、階段に腰掛けたりしながらテラスを眺め、
人間様にも、ゆったりと光合成をしてもらえる部屋にもなっています。
仕上がりがとても楽しみな空間です。


年度末という事もあり、なかなか多忙な毎日ですが、
ひとつひとつ、着実に前に進んでいるのを実感する3月の最終週。
今月はブログの更新もさぼり気味で、大変失礼いたしました。

もう一つ進行中の野川沿いのリフォーム現場には、一日おきに行っているのですが、
行くたびに、少しずつ桜が花開いていくのを眺める事ができ、
例年とはちょっと違う形で、桜の季節を楽しんでいます。

いい季節ですね。

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現場やら打合せやらセミナーやらで、先週はほとんど落ち着いて事務所に居られませんでした。
来月の前半まではこんな日が続きそうです。

新築の現場は、タイトな工程の中順調に進んでいます。
この現場では久しぶりに在来浴室の採用となり(しかも2階!)、防水を切らずに配管を施すために、監督さんが知恵を絞りに絞ってくれています。
もろもろ、本当に感謝です。
この、ナゾのあみだくじ。見ただけではなんのこっちゃ分からんと思いますが、本当に良く考えられているのです。この労力に裏支えされて、とてもシンプルな浴室に仕上がります。

もろもろ、本当に感謝です。

昨日、ご近所にお住まいのご婦人(以下、おかーさんと呼ばせてもらいます)と立ち話をしていたら、
「あんたはホントにかわいいねー」と言いながら、あごの下を撫でてくれました(笑)。
これはさすがに初めての経験でしたが、なんだろう・・・ちょっとキュンっとなるものですね。
もしも私に尻尾が付いていたら、ぶるんぶるん尻尾を振ってしまったことでしょう。
もしも私が喉を鳴らす技術を持っていたら、ゴロゴロゴロゴロ鳴らしてしまったことでしょう。
ウチの子達も、撫でられてる時ってこんな気分なのかな?と想像してみたり(*^^*)。

おかーさんの名誉の為に書き添えておきますが、決して、私の事をペット扱いしての行動ではなく、
身長差がありすぎて、頭まで手を伸ばすのが大変だったからあごにとどまっただけだと思います(笑)。
いつも私の事を応援してくれてる、やさしいおかーさんなのです。
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さて。
今日は3月9日。さぶろうの命日です。
あまり意識しすぎると悲しくなるので、ブログはスルーしようかと思っていたのですが、やっぱり、ね。
まるで流れ星のようにあっけなく居なくなってしまったから、「今、さぶちゃんが目の前に居ない」という事と同じくらい、「一年前まではさぶちゃんが居たんだ」という事さえも信じられないような、本当に不思議な気持ちです。
まったく、どこに行っちゃったんだか。

とにかく気立てのいい子で、獣医さんに「どうしたらこんな性格のいい子に育つんだ?この子は天使だ!」とまで言わしめたさぶろう。
本当にかわいい子だったんですよ。
ムチムチのお肉、モッフモフの毛、全てが恋しいです。
「ウチの近所に小鳥屋さんが出来たんです!」
これ、声に出して言ってみるだけで、気持ちがウキウキするんですよ。
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去年の事なのですが、ウチの近所に小さな小さな小鳥屋さんができたんです。
ペットショップではなく、小鳥専門店。
私達が子供の頃って、商店街に必ず一軒は小鳥屋さんってありましたよね?そんなノスタルジックな気持ちも手伝って、自分の住む町に小鳥屋さんが出来たのが無性にうれしかったのです。
うれしかったんだけどなかなか行けなくて(笑)、先日、やっと、中を覗くことが出来ました。
とっても素敵なご夫婦がやっているかわいらしいお店。
小鳥、かわいいぞーーーー。
セキセイインコはもちろん、オカメインコ、コザクラインコ、名前は忘れたけどメキシカンなカラフルなインコ、そして私の大好きな文鳥もたくさん。ぴよぴよ!


でも、その中で私を魅了したのは十姉妹のつがい。
もともと、つがいといえば十姉妹、十姉妹といえばつがい、というイメージでしたが、二匹で戯れる姿を見るのは初めてで、それは本当にかわいくて。
ラブラブなんですよ。
なのに、カメラを向けるとこうやって、途端に二匹が離れてしまうんです(笑)。何度チャレンジしても並んでじゃれ合ってる写真が撮れなくてとても残念。
照れ屋なんですねー。

ん?
この感じ、一昨日も別の場所で見たな。
小鳥じゃなくて人間だったけど。。。(笑)

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日曜日に、同業友人の結婚お祝いパーティーがありました。古民家でのアットホームな宴。
幸せオーラがムンムンと出ているのに、笑っちゃうくらい照れ屋のご夫婦(主に新郎)が、
一生懸命平静を装おうとして、でも、全然装えてないのがおかしくて(笑)。
前日にこの十姉妹を見ていた私は「あの子たちと一緒だ」って笑ってしまいました。

幸せそうな夫婦というのは、見ているだけでこちらも幸せになりますね。
今日はまた別の、若い若い大好きな友人も入籍するのです。寿ラッシュ!
シアワセのお裾分けをいただいて、「コイツは春から縁起がいいねー」な3月です。

3月に入り、気持ちのいいお天気が続きますね。
花粉症ではない事に感謝する日々。

昨日の昼休み、友人とメッセージのやりとりをしていたのですが、
職場の屋上でランチタイムを過ごしていた彼女から、最後のメッセージに、
ここからスカイツリーが見えるんだよーと写真が送られてきました。
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ぷぷぷ。
ここまでして写真を送るほど珍しいものじゃないのに、なんだかうれしくて楽しくて。

こういう事、・・・つまり、
暖かくて気持ちのいい日に屋上でお昼ご飯を食べる事、
スカイツリーを見つけて写真を撮る事、
それを送ってあげようと思いつく事、
ちょっと分かりづらいかな?と思って印をつけてみる事、
それを受け取って、写真を拡大して、「見えた見えた」と笑ってしまう事。
そんな一連のわずかな時間を、「幸せ」と呼んでいいんだろうなー。

過去にこのブログ内でも何度も書いてきた事なのですが、
人生を豊かにしてくれる事の大半は、日常の中の「どうでもいい事」なんですよね。

あの震災から5年を迎える節目を前に、普通の日々のありがたさをあらためて感じています。


明日は啓蟄。
我々も、冬の間に温め続けていた想いを抱いて、地上に飛び出しましょう!

友人の子供、中学2年生のMちゃんが、学校の「職業体験」の授業で工務店さんに行き、
仕口の加工に挑戦したそうです。スゴイ職業体験だなー。
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大入蟻掛ですよ!

引越しを控えて絶賛断捨離中の両親に捨てられそうになるのを、
「綾ちゃん(私のコト)に見せてから!」と、取っておいてくれたそうです。
これは見れて良かったよ。Mちゃん、ありがとう。
私も中学生に交じって体験してみたかったなぁ・・・。

作業は楽しかったけど、80cmはあるであろうこの角材を持って帰るのが大変だったとか(笑)。


時代がそうだったのか、私の学校がやってなかっただけなのか分かりませんが、
私は中学生の時にこんな貴重な経験をした記憶がありません。
いいですよね、職業体験。
子供たちに、もっともっと、ものづくりの経験をさせてあげたいなーと思います。

世の中がどんどん便利になって、家電製品がどんどんお利口になって、
ボタン一つ押すだけで何から何までやってもらえる時代を、私は本気で憂いているのですが、
(最近の家電・設備機器の事を「おバカさん製造機」と呼んでいる・笑)
「手」と「脳」が直結してる感覚を、大人も含めて取り戻さなくちゃいかんのですよ!

住宅建築家・宮脇檀さんの言葉「眼を養い、手を練れ」の大切さを、
一日中パソコンの前に座ってマウスで図面を書いている私自身が、
しみじみと感じている、うるう年、4年に一度の2月29日でございます。

さぁ、明日から3月ですよー。春!春!春~~!

先日、つつがなく誕生日を迎え、46歳になりました。
この歳になると、友人とのやりとりで必ず出てくるキーワードが「オバサン」なのですが(笑)、
ある友人からのバースデーメッセージに、
「46歳なんてオバサンの中ではヤングだもんね。はりきっていきましょう!」
と書いてあって、笑ってしまいました。

たしかにそうだ。

「おねえさん」にしがみつくより、初々しいオバサンでいる方が、きっと人生は3倍楽しい♪
図々しくても許されるしね!
46歳、パワーアップしていきますよ~。はりきっちゃうんだから!

新規のリフォームのご相談。またもや猫飼いさん(笑)。
他のお客様と同じように、素材選びなどで「猫による被害」を心配されます。

今まで、ひとつひとつの心配に対して真剣に対処法を考え、
猫にとってストレスの無い環境をお客様と一緒に検討し、
お客様は猫の為に、「この子の為なら」とイタイ出費(笑)も受け入れてきたわけですが、
その結果、ほぼ100%、人間が玉砕してきたんですよねー。
人間は猫には勝てないのです。

だから私は言いました。

猫は、人間の思惑なんて軽々と裏切ります。
だからそこで悩むのはやめましょう。
大丈夫!ボロボロにされたって結局笑って許しちゃいますから!(ニコッ(*^^*))

実際はそこまで簡単に話を済ませた訳ではありませんが(笑)、
もうね、ほぼ「悟り」の境地なんですよ。猫との共生生活に関しては。
「悩んでもムダ」これに尽きます。
あの悩んだ時間を返せー!と何度心の中で叫んだことか・・・。

そんな会話も含めて、やっぱり猫飼いさんとの家づくりは楽しいのです。
さぁ、次はあなたが猫を飼う番ですよ!(Iさんへの私信・笑)