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先日「久しぶりにテルテル坊主を見た」と書いたばかりですが、また会っちゃいました。
今年はテルテル坊主の当たり年かも。(どんな年やねん(笑))
週末、"西荻茶散歩"というイベントがあり、西荻に住む友達に誘われて行ってきました。
半日歩き通し、おそらく50軒くらいのお店に顔を出してきましたよ。 さすがに最後は足がクタクタでしたが、楽しかった~♪ ホントに魅力的な町ですね。西荻窪。雑貨好きにはたまりません。 少し先の話だけど、今年の秋に西荻方面の現場が始まるので、今から現場に通うのが楽しみです。
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明日、14周年目の創立記念日を迎えます。
2年前のこの日に書いたブログを読み返してみて、 考えてる事、悩んでいる事が何も変わっていないことに、驚きもし、安心もし。 多分ずっとこのままです、私・・・(笑)。 (その記事はこちら→ (Click!) 良かったらこちらもお読みください) 14年間、たくさんのお客様と出会い、たくさんの施工者さんにご協力いただきながら、 たくさんの家をつくってきました。家族の数と同じだけ、あるべき家の形がありました。 工務店さんが撮影してくれた写真をあらためて眺めていると、様々な思い出が蘇ってきます。 10年くらい前に設計した建物は、まだまだ荒削りで、詰めの甘い部分も目立つけれど、 なんだろう・・・ある種の『熱』のようなものが感じられるんですよね。 よく、作家やデザイナーの方達が、 「ライバルは昔の自分」とか「独立したての頃の自分の作品を超えられない」 と言っていますが、ものすごくよく分かる気がします。 経験や知識と引き換えに置いてきてしまった大切なものが、たくさんあるのかもしれないな。 それでも、昔の自分では到底かなわない、成長した今の自分がいるのも事実で、 「昔のお客様、あんなに未熟でごめんなさい」という思いはいつも抱えています。 このスパイラルは、この先もずっと続くのでしょう。結局、その時その時のベストを尽くすのみです。 今まで出会った全ての人に、ここまで育ててもらいました。 この場を借りて、心から感謝申し上げます。 まだまだまだまだ発展途上で、人の何倍も成長に時間が掛かっていますが、 これからも、のんびりと自分の歩幅で進んでいこうと思っておりますので、 よろしくお付き合いくださいませませ! 設計した家を、自分の『作品』には絶対したくない、という強い思いと、 少しでも第3者に見られることを意識したら、 お客様の希望に向ききれなくなるんじゃないか、と言う不安から、 「終わったら手放す」事を心掛け、 竣工後の写真を自ら撮影することも、HPに施工例のページを作ることも拒んできました。 その方向性は今後も変わらないとは思いますが(ホントは少し変えなければいけないのですが)、 このブログもマンネリ化してきた節もあるので(笑)、 これからしばらく、当時の思い出話と共に、過去の住宅も紹介してみようかな? と、思っているとかいないとか。The 14周年記念企画!なのです。 でも、もしかしたらくじけるかもしれないので、(オイ!(笑)) 今日のうちに、ダイジェストで放出しておきましょう。 アップできる枚数に制限があるので、ほんの一部ではありますが、 アトリエ朋・14年の歴史です。見てやってください。
「あれ?ウチがない!」と思ったお客様。「あれ?私の現場がない!」と思った監督さん。 ちょっと待っててね。後日!必ず!!(笑) |
土曜日のほぼ日のコンテンツの中に、糸井重里さんのこんな言葉が載っていました。
「その人がいなくなっても、鋳型は残る。その鋳型こそが、その人です。 その人の鋳型が残った世界は、だんだんと元の形に戻ろうとする。 鋳型のなかにある『世界の凹み』は時間とともになくなっていく。 しかし、世界がその人の凹みを憶えていれば、その人の鋳型はなくならない。」 どうしてもここに書き残しておきたい。 という思いと、 ここに書くべきことではない。ここに書いてどうしようというのだ。 という思いが、 せめぎ合いを続けていましたが、この言葉に背中を押され、書いておくことに決めました。 一緒にお仕事をさせて頂いている建設会社の監督さん、工事部長のTさんが、 突然、本当に突然、この世を去ってしまいました。 とても元気なんだけど、血圧が高く、お薬を飲んでいるという部長に、 「とにかくお身体だけは、絶対に大切にしてくださいね」とお願いしたら、 「先生見てください!私の生命線、こんなに長いんですよ!」と、 手首までくっきりと伸びている生命線を自慢げに見せながら、 「だから、私は絶対長生きするんですよ」と楽しそうに笑っていたのに。 騙されてしまいました。 お顔を見てお別れしてきたのに、まだ、どこか信じられずにいます。 経験豊富なベテランで、とても頼もしいのだけれど、少しおっちょこちょいなところもあって、 しょっちゅう、忘れ物や失くし物をしてました。 そのせいか、最初に思い出すT部長の口癖は、「あれっ?」なんですよね(笑)。 そんな部長を、優秀な部下の監督さんや業者さんが、笑いながらフォローしているんだけど、 やっぱり、みんながT部長の事を本当に頼りにしているのが、傍から見ていてもよく分かりました。 ちょっと思ったんです。 もしかしたら、部長が最後の最後に発した言葉も「あれっ?」だったんじゃないかな・・・って。 もしそうだったら、とてもT部長らしいな・・・なんて思いながら、 クスっと笑って、この悲しさを紛らわせたりしています。 本当に魅力的な方でした。 体も大きく強面で、怒ったら相当怖そうなんだけど、お孫さんの話になると一瞬にして好々爺に変身し、 デレデレのじぃじになって、嬉しそうにお孫さんの自慢話をしている姿を見るのがとても好きでした。 いつも堂々としていてとても存在感があるんだけど、実は誰よりも控えめで、 常に周りの人たちに気を配っている、とても紳士的な方でもありました。 正直で裏表が全くなく、全ての人に平等に厳しく、全ての人に平等に優しい、 本当に愛情にあふれた人として、私の記憶の中にずっと残っていくと思います。 Tさん。 Tさんから見たらまだまだ若輩者で未熟な私に対し、決して見下すような態度は見せず、 常に、一設計者として誠実に対峙して下さる事にも、いつも本当に感謝していました。 部長が退職する前に、もう一度一緒にお仕事がしたい・・・という私の目標は潰えてしまいましたが、 社員の皆さんとTさんの思い出話をしながら、これからも楽しく仕事をしていけるように頑張ります。 どうか、見守っていてください。 たくさんの楽しい思い出をありがとうございました。 これからもずーっと、私はTさんの大ファンのままです。本当に大好きでした。
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先週末、工務店さんから招待状をもらい、TDY東京コラボレーションショールームで開催されていた増改築フェアへ行ってきました。TDYとは、TOTO・ダイケン工業・YKK-apの頭文字。最近はどの世界でも、コラボ・シェア・ネットワークといった、結合・結集の方向へまっしぐらですね。
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