円い箱 〜アトリエ朋便り 
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木材の腐朽劣化&シロアリ対策の講習会へ。

木造建築が好きで、これからも木の家をつくっていきたいと思っていますが、
(だから、こういう講習を何度も受けに行ってるわけですが)
この分野を勉強するたびに、
「人はなぜ、木の家に住もうとするのだろうか?」
という、元も子もない疑問が浮かび上がってくるのです(笑)。
こんなにいろんな事に怯えながら、それでも、
「やっぱり木の家がいいですよ」と言い続けてる私たちも私たち(笑)。
客観的に見ると、少し笑えます。


講義の中で、生きているシロアリを見てきましたよ。
イエシロアリとヤマトシロアリとアメリカカンザイシロアリ。3種。
シャーレの中にうじょうじょ居て、ちょっと気持ち悪かったです。
アメリカカンザイは、アリ本体より糞の方が先に発見されやすいんだそうで、
その糞も、実物をルーペで確認してきました。独特の形なので、確かにこれならすぐ分かるかも。
こんな事を知ってしまうと、ちょっと見つけてみたくなるから困りますね(笑)。
得意気に「お。これは・・・」とか言ってるところを妄想してみたり。あはは。
実際、自分のお客さんの家で見つけたりしたら立ち直れないくらいショックなくせにね。

講師の先生は、シロアリの研究をしている方だから当然と言えば当然なのでしょうが、
なんとなく、シロアリに対する愛情すらお持ちのような話しっぷりで(笑)、
そのせいか、今まで受けてきたシロアリ講義の中ではダントツに分かりやすかったし楽しかったです。
(ちなみに、腐朽菌の講師の先生は、キノコの生体をとっても魅力的に語ってくれました(笑))

とは言え、講義がいくら楽しかろうと、
とにかく腐朽菌とシロアリは、勉強すればするほど、かえって悩みが増えてく気がします。
絶対的な予防策は、おそらくずっと見つけられないんだろうな。
それでも、キノコにもアリにも負けたくないので、
冒頭の「人はなぜ・・・」の疑問を胸に、挑み続けるしかなさそうです。