円い箱 〜アトリエ朋便り 
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ほぼ終日、打ち合わせが続いた月曜日。

アトリエ朋の仕事は住宅がメインなのですが、
今日の打ち合わせは保育所。
東京都の認証保育所設立のお手伝いをしています。

学生時代のアルバイトを除けば、建築業界の事しか知らないわけですが、
つくづく設計の仕事がおもしろいと思うのは、
こうやって、時々、異業種の実情を垣間見れることです。

認証保育所を申請する為の要綱を読むと、
申請までの手続きも、認証後の手続きも、その仕事量は膨大。
保育士さんたちが、子供の保育をしながら、
これだけの事務仕事と向き合わなければならないなんて、
想像すらした事がありませんでした。

もちろん、大切な子供の命を預かる仕事ですから、
それ相応の規律が存在するのは当然でしょうが、
その骨格をつくる行政に、現場の声は届いていないんだなぁ・・・。
という印象はやはり否めません。
まぁ、これはどの業界も同じ事なのでしょうが。


自分の周りの友人知人に保育士の有資格者が多いせいか、
待機児童の多さ、保育所不足の問題に、
「どうしてなんだろう?なぜ増やせないんだろう?」
という疑問も抱いていたのですが、
『問題』には必ず『原因』があるのですね。

どんなに意欲のある保育所でも、認証を取る為には、
立地・施設・財務など、様々な条件をクリアしていかねばならず、
また、認証を取らずに保育所を運営していくのも、
外から見ている私達には想像できないほどのご苦労があるようです。
本当に大変なお仕事なんですね。


子供のいない私に、こんな事を言う資格は無いかもしれませんが、
やっぱり"子供手当て"より先にやるべき事があるんじゃないかな。
とは言え、簡単に間口を広げてしまえばそこには危険も潜むでしょうし、
少子化問題は、とても由々しき問題なのでしょう。


なんかこう、うまく言えないのですが、保育所に限らず、
それぞれの業界で、志を持った人達がそのフィールドで力を十分に発揮して、
その結果、周囲の人たちの不安が解消されるような好循環を生む社会を、
そんなに頑張らなくても作れるようになればいいのにね。
(ホントにうまく言えてないなぁ・・・(笑))



何はともあれ、いよいよ本格的に動き出したこのプロジェクト。
とても貴重な経験です。
長丁場になりますが、いろんな事を吸収していければと思っています。