店舗の現場はいよいよ足場が外れました。
アガチスの木板を張った深い軒裏と外壁のガルバリウム。かっこいい♡

昨日は、アプローチに施工する洗い出し仕上げのサンプルづくり。
若くて腕がよくセンスのいい左官屋さんが、砂利の大きさを変えて2種類のサンプルを作ってくれました。こういう職人さんが居てくれるのは本当に心強いです。
来週、乾いた状態を確認して、お施主さんと一緒に決定です。

私の父の実家は左官屋だったので、とにかく左官仕上が好きなのはおそらくＤＮＡのせい。
もっともっと湿式の仕上を取り入れた建物を、ゆっくりじっくりつくっていきたいよなー。
と、いい職人さんに出会うたびに血沸き肉踊ります。

ただいま鋭意施工中の洋菓子屋さんの店舗。

発注の段になって、選んでいたタイルが在庫切れとなってしまい、
急遽、お施主さんとカタログをパラパラめくりながら、
ものの3分で「これにしてみよう」「おぅ！」と決めてしまった代替品。
サンプルも見ずにタイルを選ぶなんて初めての経験で、
要の部分をこんなに乱暴に決めてしまってよいものか？
と若干の不安がありましたが、結果オーライ♡
とてもいい表情で、お店の雰囲気にもピッタリ！
最初に選んでいたタイルより良かったくらいです。

時に、勢いや直感が熟考を超えてくるんですよねー。

工事はこれから仕上工事の佳境に入ります。
すでに多くのファンを持つお店の新店舗という事で、プレッシャーは半端ないですが、
竣工まで、お施主さん、監督さんと一緒に楽しもうと思います(*^^*)

年末年始の６日間、ＳＮＳ断ちをしてみました。
FacebookもInstagramもタイムラインを一切開かず、ネットのニュースも見ず。
もともと我が家にはテレビもないので、
人と会う以外、外からの情報をシャットアウトしてみたのですが、
これ、やってみて良かったです。

日々どれだけ、知らなくてもいい情報を受け取って疲弊していたのか…。
溢れている情報にいちいち反応して疲れてしまう弊害ももちろんあるのですが、
むしろ、無意識にそれらを拒絶しようと、
物事に無反応、無感情になっているような怖さも感じました。
2019年は、情報とうまく付き合いながら、自分の五感をもっと大切にしていきたいと思います。

そして今の時代、仕事をしていく中で、インターネット上の情報の授受は避けられないのであれば、
せめて、発信する側としても、受け取る側としても、
もっともっと「言葉」に責任を持ち、大切に扱っていきたいと思います。

という訳で、新しい年が始まりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お正月に家の近所を散歩した時の写真をアップします。
静かで穏やかな、いいお正月でした。

１年があっという間に過ぎ去って、
月日が経つのは早いねって、ホントにそう思うけど、
年の瀬にこの１年を振り返ってみると、
１年前には存在さえ知らなかった人たちとたくさん出会い、一緒に事を成すことができたり、
またいつでも会えると思っていた人と永遠に会えなくなってしまったり、
そう思うと、やっぱり１年ってとてつもなく長いなと感じます。

今年も、いろんな経験をさせていただきました。

ブログ的にはズブズブだった2018年。笑
実生活でも、日々、周りの人達に心配も迷惑もかけまくりでしたが、
今年も、たくさんの方たちに許されながら、
無事に年末を迎えることができました。
感謝しかありません。

それでも、自分にも、
「よく頑張ったねー」と声をかけてあげたいかな。


本日をもちまして、2018年の業務をすべて終了いたします。
来年に向けて、新しい一歩を踏み出すことになった仲間がたくさんいて、
一緒に頑張ろうと言ってくれていたりして、
2019年も、素敵に愉快な１年になりそうです。
相変わらず、みんなに助けられ許されながら、
一歩ずつあゆみを進めたいと思います。いつも、笑顔で。


今年も１年、大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。
年号が変わる2019年。
みんなの思いや願いが結実するような年になりますように。


仕事納めの日に、今年１年のすべてに感謝を込めて。

アトリエ朋　金沢綾子

この時期の日暮れの早さにはなんとも気が滅入ります。
４時半過ぎると家に帰りたくなってしまう…笑

でも、明日は冬至！
これから本格的に寒くなるタイミングで、少しずつ日が長くなるなんて、
地球って、宇宙って、本当にスバラシイ♡

去年の今頃は、入院してたのだなぁ･･･。
病室の窓から夕焼けを見ていたのが、つい此間のような気がします。
１年って本当に早い。本当に早いです。
地球はずっと同じ速さで回っているのにね。

今年も残り10日。
きっちり10日分の時間を自分のものとして、丁寧に過ごしていきたいと思います。
さて、もうひと頑張り！

今年は本当に暖冬ですね。
師走に入り、あと1か月で今年も終わろうというのに、この暖かさのせいで全く年末気分になりません。

去年の2月にこの事務所に移転してから、共用スペースを街に開こうと、
不定期でセミナーや展示会などを開催しているのですが、
10月からそちらの催事が続いてしまい、なかなか設計の仕事に集中できなくて、
自分にイライラしたり焦ったりの日々が続いていました。本末転倒。笑

でも、そんな中でも、無事に上棟を迎えた現場もあり、なんとかかんとか前に進んでいます。

この現場のことは、おいおいご報告していきます。

この本末転倒状態も、来週でやっと落ち着きます。
これから来年の2月くらいまでは、設計業務の方もかなり忙しくなりそうなので、
もう一度しっかりと自分の仕事のペースを取り戻していかなければです。
気分よく2018年を締めくくれるように、残り1か月頑張ります！

もはや、誰かが見てくれる気もしないくらい間が空いてしまい、
久々に自分のブログへログインしようと思ったら、できなくなっていたという体たらく。

お久しぶりです。

事務所からの発信として、ブログがいいのかＳＮＳがいいのか、
また、事務所の営業形態のこととか、屋号の変更とか、いろいろ悩んでいる最中なのですが、
とりあえず、気づかれないうちにしれーっと復活してみます。

この夏に工事をしていたリフォーム現場は、とても素敵に仕上がりました。
･･･のご報告を復活の狼煙とさせていただきます。笑

超絶お料理上手のご主人が、ご家族と居酒屋ごっこをするためのちょい飲みスペース。
構造材の位置を変えられないリフォームで、無駄なスペースになりがちな部分を逆手に取り、
楽しい暮らしを実現することができました。

*

気づけば、今年もいよいよ残り１か月半。ひぃぃぃ～。

築43年の木造住宅のスケルトンリフォーム。現場の解体作業が始まりました。
当時の大工さんが本当に丁寧な仕事をされていて、骨組みだけの状態に美しささえ感じます。

これだけの築年数の家のリフォームは、思い切って建て替えを進めた方が良かったのではないか？と逡巡してしまうこともあるのですが、今回は、この大工さんの仕事を残せて本当に良かったとしみじみ思いました。
写真だと分かりづらいのですが、現場に立つと、なんだか圧倒的な力があるというか、この大工さんのお人柄までがひしひしと伝わってくるというか･･･。
うまく書けませんが、この家を再生することになった私達もこの気持ちを継承しなくては･･･と思わされる何かがあるんですよね。

もちろん築年数なりの劣化はありますが、施主のＩさんのリフォームに対する正しい理解に助けられ、ひとつひとつ丁寧に改修をしながら、新たな快適な住まいにいざRe Bone！です。

43年間、この家とＩさん家族を見守ってきた幣串まで、凛とした佇まいに見えてしまう。

このところ暖かい日が続いていたので、昨日今日の寒さは堪えます。
でも、天気予報を見る限り、今年の冬は今日で終わり！明日から春！！

駅のホームからアイレベルで見られるソメイヨシノも、その日に向けて蠢き中。
ＰＣに取り込んでみたら見事なピンボケ写真で、撮影者は落ち込み中･･･笑。

暖かくして、今日も一日がんばりましょう。