円い箱 〜アトリエ朋便り 
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水周りリフォームを計画中のKさんとの打合せ。
嗜好に関しては、ここまでの雑談の中でお互い十分意思の疎通ができていて、
「こういうのお好きだと思いますよ」とお勧めしたものはすぐにショールームに確認に行き、
その都度明確な感想を聞かせて下さって、機器選びに迷走しつつも(笑)楽しんでくれていました。

いざ、本格的に計画を始めましょうという段に入った今日の打合せ。
そこでKさんが私に伝えてくれたのは、
「こんな雰囲気にしたい」「この機器を使いたい」というリクエストではなく、コンセプト!
我が家の洗面脱衣所はこういう場所として位置付ける事にした。
よって、その為に必要なこれこれこういった機能を優先して、機能美として仕上げてほしい。と。

Kさんがプロダクトデザイナーであることが大きいのでしょうが、
お施主様とコンセプトの確認から打合せがスタートするというのは稀なケース。
血沸き肉踊ります(笑)。
ものすごくセンスのいいご夫婦であるゆえ、ハードルも高く緊張しますが、とても楽しみです。
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この写真は、先日お引渡しをしたM様邸の浴室です。
以前の記事でも紹介したように (Click!) 、見えないところでの苦労に裏支えされて、とってもシンプルな素敵な浴室に仕上がりました。

Kさんもこの浴室を大変気に入って下さって、洗面所だけでなく、お風呂もトイレも、このミニマルさを追求していく事になります。

長年抱えていた「シンプルってなんぞや?」という問いに、2年ほど前、自分なりの答えを見つけたのですが、その自分が出した答えを確かめるようなお仕事がこのところ続いています。
こうやって、少しずつ少しずつ成長させてもらえる実感を持てるのが「仕事」の醍醐味なのでしょうね。
今、設計という仕事が楽しくて仕方ありません。

アトリエ朋の「シンプル考」については、また別の機会に(^^)/