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「長期優良住宅(増改築)の認定制度等についての説明会」に行ってまいりました。
日本が本格的にスクラップ&ビルドからストックに舵を切って、
中古物件の流通に力を注ぐようになっていくのはとてもいい事なんだろうけど、 やはりどうしても、現実的な問題に蓋をされてる感が否めません。 制度を整え、税制や融資でのインセンティブを付加していくだけじゃなくて、 家を長持ちさせるための「家に対する愛着」や、もろもろの「事情」にもフォーカスしていかないと、 本質的な制度改革にはならない気がします。 これは結局、国に頼るのではなく業界としての課題なのでしょうが。。。 住宅業界やエネルギー問題が「今が過渡期」と言われ始めてから、もう何年も経ちました。 おそらく、この先もしばらく「過渡期」のまま進むのでしょうね。 人々の価値観も含め、実際、何かが大きく変わっていくうねりの中にいるという実感があります。 歴史の教科書で、ほんの数ページで語られている歴史の転換期や革命も、 あるタイミングでコロッと変わった訳ではなく、その時代を生きてきた人達は、 その人生のほとんどの時間を、こんなうねりの中で右往左往しながら過ごしていたんだろうな。 様々な制度改革の講習会に参加し、一方でお客様の現実的な希望を聞いて、 その大きな意識の乖離の狭間で、設計者として、今、どうするべきなんだろう?と悩みます。 悩んで、結局いつも行きつくのは、まず正しい知識を持った上で、 お客様が、国策や業界の生き残り合戦、そして情報過多の時代に巻き込まれて翻弄される前に、 自分は何が欲しいのか?何が必要なのか?を考える時間を与えること、 それをしっかり引き出してあげるヒアリング力、対話力を身につけようという自戒です。 建築士としては優等生な答えじゃないかもしれないけど、これが今の私のリアル。 この混沌とした時代だからこそ、ひとりひとりの「秩序ある正解」を一緒に考えていきましょう! |