円い箱 〜アトリエ朋便り 
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お盆前に引き渡したSさんの家へ届け物。

工事中にさんざん通い歩いた現場(今は住まい♪)への道のりなのに、1か月ぶりに通ると新たな発見がろいろありました。しかも、なかなかインパクトのある風景!当時全く気付かなかったのが不思議なくらいです。

左の写真は「サルノコシカケ」!
実物を見たの、初めてのような気がします。
こうして見ると、つくづく、秀逸なネーミングですよね、サルノコシカケって。ぜひともお猿さんに腰を掛けていただきたい。
看板には「取らないでください。サルノコシカケです」と書かれているのですが、そんなこと書かれちゃうと、取りたくなっちゃいますよねー(笑)。


一方、こちらは、巨大鯉が生息する池。
写真だと、鯉の大きさがイマイチ伝わらないと思いますが、大きいというかムチムチという感じで、なかなかの迫力。しばらく立ち止まって眺めてしまいました。

この2枚の写真を見てると、どこの地方の現場?という雰囲気ですが(笑)、国分寺のお隣、国立なんですよ。自然の宝庫、多摩エリア♪ Yey!

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さて。
引き渡し後、初めての訪問となったSさんの家は、たった1ヶ月の間で、すっかりSさんご家族の色に染まり、とても素敵な暮らしの箱になっていました。生活が始まってからの家を見るたび、毎度感じる事ですが、家って、その家族がつくるものなんですよね。ホントに「私、なんにもしてないな」って思ってしまいます。この家族だからこの家になったんだなって。ご主人の「毎日、家に帰るのが楽しみで仕方ないです」という満面の笑みを見て、肩の荷が降りるような安堵を感じました。本当に良かった。

ブログにはほとんど登場しなかったこの家のタイトルは『貯幸箱』。
幸せがたくさん貯まっていきますように、と、これからも願っています(*^^*)。

過去にこのブログにも書いたこと (Click!) がありますが、少しでも第3者の目を意識したら、施主の気持ち、希望に向ききれなくなってしまいそうな不安から、HPに施工例を紹介する事もオープンハウスをやる事もせずに、とにかくガチで施主と1対1で向き合う、施主だけを見るというスタンスで仕事をしてきました。
でも、人並みの虚栄心や承認欲求を持つ一人の人間として、これはこれである意味「勇気」のいる自戒でもあり、気持ちがぶれる事もあるんですよね。
その姿勢に対して、いろーーーんな意味で大きな問いを投げかけてくれたお仕事でした。
途中、Sさんには大きな不安を感じさせてしまった時期もありましたが、それはとても申し訳なかったのですが、この仕事を経て、自分がどうしても譲れない、守りたい、大切にしている気持ちにエッジがかかったような気がしています。

この事は、またあらためて記事にしたいなと思ったりもしていますが、この"大きな問い"に対する答えは、やっぱり、自分の想いを信じて大切にしていこう!という事。
付き合い始めの恋人達のように、「私もあなただけを見てるから、あなたも私だけを見ててね♪」みたいな鬱陶しい関係で(笑)、一緒に、心豊かな暮らしの為の『円い箱』をつくっていきたいと思います。