円い箱 〜アトリエ朋便り 
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暖かくなりましたね。
日曜日にはまだ固い蕾だった自宅前の桜も、昨日の暖かさで一斉にほころび始めました。

今日は彼岸入り。
来週にはまた寒さも戻るようで、まだまだ油断はできませんが、いよいよ本格的な春の到来です。
さて。また少し、更新が滞ってしまいました。スミマセン。

このブログにも時々登場していた我が家の猫・さぶろうが、3月9日の朝、永眠してしまいました。
いつもと変わらず元気なんだけど、なんとなく、「気のせい?」というレベルで尿の色が少し濃い気がして、念の為病院に連れて行き、念の為血液検査をしてもらったのが2月24日の事。
それからたった2週間、こちらの気持ちが全く追いつかないまま、その日は訪れました。

検査の結果は、先生も経験がないほど驚愕的に悪い数値が出て、でも、それに反して、当のさぶろうには何の症状も出ず、いつも通り過ごしているというギャップ。
診察台の上でもゴロゴロと喉を鳴らしてリラックスしていて、皮下点滴を終えて家に帰れば、そのまま直行でごはんを食べに行くほど元気で、いったいこの子の体の中で何が起こってるのか全く分からないまま、考え得る病気の検査と、併発の可能性がある病気の予防を兼ねた治療を続けていたのですが、3月7日の夜に、急に体の力がなくなり、翌日も、頑張ってごはんは食べてくれるもののぐったりしていて、たまらず病院に連れて行き調べてもらうも、そんな風に急変する要素が見つからず、入院させるか連れて帰るか、先生と長い時間をかけて相談した結果、連れて帰る事にしたのです。
その夜は、ずっと様子を見ていて、明け方6時半ころに、自らの意志で寝室にある自分のベッドへ移動し、そこから外を眺めている姿が、なんとなく力を戻してるように見えて、なんとか大丈夫そうだな。。。とホッとしたのも束の間、そのわずか1時間後に、嘘みたいにあっけなく、でも、さぶろうらしく、静かに穏やかに旅立っていってしまったのです。

何がなんだか分からないってこういう事を言うんだろうなと思いました。
獣医さんも、日曜日の夜は結局一睡もできず、あんな風に急変した理由を調べ続けてくれたそうです。そのくらい、誰にも想像できない急変でした。
でも、今思えば、急変したことが不思議なのではなく、それまで具合が悪くならなかった事が奇跡なのでしょうけど・・・。

ひとつだけ、結果を待たずにさぶろうが逝ってしまった為、分からずじまいだった検査があったので、昨日、その結果を聞きに行ってきたのですが、そこで初めて、とても難しい病気に掛かっていたことが分かりました。
データ的にはその可能性も有り得ると話には出ていたのですが、もしそうだったら、こんな風に普通に生活できるはずがない病気だったので、それはないだろうと思っていたのですが・・・。
もう少し早くこの結果が分かっていればという気持ちもある反面、生前に分かっていたら、即、大学病院クラスに入院して管で繋がれていたでしょうし、それで助かったとも言い難い状況。
これで良かったんだなんて到底思えはしませんが、人間本位に解釈すれば、結果が変わらないのであれば、さぶろうにとっても私達にとっても、一番苦痛のない最後だったのかもしれません。
こんな病気を抱えながら、なぜ、あの子は最後の最後まであんなに元気だったのか?
という謎だけが残されてしまいましたが・・・(笑)
言葉を話せないものと暮らすという事は、最後に必ず、後悔や自責の念に苦しみます。
した事にもしなかった事にも「それで良かったのか?」という思いはどうしても残りますが、日々、いろんな思いに決着をつけながら、受け入れていこうと思います。

猫のくせに、コロコロコロコロと私の足元を付いてまわり、真偽のほどは分からないけれど、相方の話だと、寝ている間に私が出かけてしまうと、目を覚ましてから、必ず家中を回って私の姿を探していたらしいさぶろう。
とにかくおしゃべりな猫で、起きてる間は、何を言ってるのかさっぱり分からないんだけど(笑)、ずーっと、わーわーわーわー話しかけてきて、いつか、私の「いじりすぎ」が原因で死んでしまうんじゃないかと心配になるほど、本当にいっつも一緒に遊んでいたので、この喪失感はとてつもなく大きいのですが、それ以上に、あの、天真爛漫で悩みなんて全くなさそうな、天使のような子と一緒に暮らせた幸せを、あらためて噛みしめています。本当に楽しかった。

さぶろうと同腹姉弟のきなこは、初めのうちは状況を把握できていないようでしたが、一昨日あたりから、鳴きながらさぶろうの姿を探し続けるようになり、今は一番それがつらいかな。
また新たに、残った二人と一匹で、ちょっと何かが足りない毎日に慣れながら楽しく暮らしていかねばです。

猫ブログでもないのに、こんな記事をアップするのもどうなのよ?という思いもありましたが、ひとつの気持ちの区切りとして書かせてもらいました。お付き合い、ありがとうございました。
これからも、このブログにも時々登場させると思うので、供養だと思って見てやってください。


最後に、やや私信。
さぶろうを知る親しい友人知人達にも、まだ、病気になった事すら報告できずにいて、これを読んで知る事となった方々、驚かせてごめんなさい!
でも、私は元気なので安心してくださいね!(^^)/
ペットロスになってグズグズ泣いたりしていませんので。大丈夫です!


さて、そろそろ本気でブログも通常業務に戻さねば、誰も読みに来てくれなくなっちゃいますね(笑)
このエントリーが復活の狼煙となりますように。