円い箱 〜アトリエ朋便り 
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すっかり日が短くなりました。6時にはもう真っ暗。ちょっと寂しいです。
お彼岸も過ぎて、今年も残り3か月ちょいですもんねー。ひぇ~。
本当に、月日が経つのが早くて困ります。

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先週末に点検でお邪魔したTさんの家。
竣工時に植えたシンボルツリーも、9年でこんなに大きくなりました。
(もう少しカッコイイ写真を撮ったはずが、白い塗壁と原版のガルバリウム、色が飛んじゃいました(笑))

今までお手伝いした家の中で1番と言っていいほど、
設計の時点で、予算の関係で諦めなければならない事がたくさんあった家なのですが、
引き渡しの3年後に、「最近、つくづく、この家が私の精神安定剤だと感じます」という、
涙が出そうな(実際、ちょっと出た(笑))お便りが届き、
今も、「とても気に入ってるんです」と、大事に大事に住んでくれています。

もうすぐ10年。
そろそろ、あの時諦めた事に再チャレンジしちゃいましょうか?なんて話も出て、
まだまだこの先も、愛着が増していく為の種を撒いてきました!

家づくりで大事なのは、誰とつくるか?でも、どんな家をつくるか?でもなく、
施主が、どれだけ、自分の家づくりに関わったか?のプロセスだよなって、
Tさんの家にお邪魔するたびに実感します。
諦めた事もたくさんあったけど、諦めなかった事もたくさんあったからね。
「施主の満足」がどこにあるかを学んだ、私の仕事の根幹になっている家なのです。

また10年後に、「次は何やる?」なんて話をTさんと出来ていたら幸せだろうな。

・・・
そんな「10年後」も、あっという間に来ちゃうんだろうなぁ・・・。おそろしや~。