円い箱 〜アトリエ朋便り 
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リフォーム工事は、住み手のご予算と、ご要望と、
「このタイミングで工事をするならここもやっておきたいよね?」という内容が絡み合い、
また、新築と違って、そのままでも住むことが出来るわけだから、
「この部分の工事を取りやめれば、その分でこっちをこれだけできますね」という判断も有りなので、
我々のコストコントロールと提案力が、かなり試されてしまいます。

2月から打ち合わせをしているマンションリフォームでは、非常にレアなケースですが、
リフォーム後に人に貸すか、自分で住むかという選択肢も加わり、
(そこで悩まざるを得ない事情が、この半年の間で次から次へと起こったのです!)
その選択によって予算も工事内容も変わってきてしまうので、
結果、工務店さんにはものすごい数の見積もりをつくってもらう事になりました。
施主の揺れ動く気持ちにも寄り添って、
その都度、どうまとめていこうかと一緒に考え続けてくれた監督さんには感謝感謝です。

今日の打ち合わせで、ついに、工事内容と金額がFIXし、9月から工事に入る事になりました。
"事情"については、まだ若干、未知な部分も残されているのですが、
事態がどう転んでも納得できる内容に着地することができたと思います。万歳!


再三に渡る見積調整の打ち合わせの席で、監督さんの口から、
「できればここまでやってあげたいんですよね」
「今の時点では厳しいけど、工事が始まってからうまくやり繰りできたら、
 これもやってあげられるように頑張ってみます」
というセリフが何度も飛び出している事って、お客さんは想像してないんだろうなぁ・・・。
みんながみんな、そうだとは言いきれないのが残念なところですが、
世の工務店さん達は、
"お客さんの要望に出来るだけ応えてあげたいけど、それができないもどかしさや葛藤"
と、いつも闘っているのですよ。
立場があるから、絶対顔には出しませんけどね(笑)。
そういう事をきちんと伝えるのも、設計事務所の大事な役割なんだろうなって思います。
満足できる家をつくる為に一番大事な道具は、「信頼」ですからね!