円い箱 〜アトリエ朋便り 
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都内某所の小学校が廃校になり、解体工事が始まっていました。
私のクライアントのお子さんが通った小学校。
自分の母校が少しずつ解体されていく様子を、毎日目にするのは寂しいだろうなぁ・・・。
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解体現場を目撃すると、どんな建物であろうともの悲しい気持ちになりますが、
それが校舎となると、自分とは縁もゆかりもない学校でも、ちょっと胸がキュンとなります。

もう随分前の話ですが、私が憧れているある建築家の方が、
移転に伴い解体されたご自身の母校の跡地に、小さな公園を設計されました。
歴史ある小学校の校門が、公園の入り口としてそのまま残され、
その中に、一クラス分の小さな椅子が車座に並べられた、とっても素敵な公園です。
私は、そんな影響力を持つ立派な建築家には、逆立ちしてもなれないけれど、せめて、
目の前に居る人の大切な思い出を粗末にしない仕事をしていきたいとは、ずっと思っています。

なかなか難しいんですけどね。全然出来てないんですけどね。
建替えでの家づくりをお手伝いするたびに、毎度、力不足を感じてしまうひよっこですが、
慈しみの気持ちを手渡せるような仕事人に、やっぱりなりたいな。と思います。