円い箱 〜アトリエ朋便り 
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市の健康診断を受けてきたら、去年より身長が2ミリ伸びてました。
まだまだ、仕事も体も発展途上のようです(笑)。

私の成長はどうでもいいのです。

一昨年の3月に引き渡した住宅。
当時1年生と幼稚園児だった兄弟の部屋はオープンスペースのままで仕上げ、
お兄ちゃんが中学生に上がる頃に間仕切りましょうという事となっていたのですが、
予想より早く、そのお兄ちゃんが自分の空間が欲しくなり、
なにより、子供たちの成長とともに兄弟げんかの迫力も増してきたようで(笑)、
家族の静かな生活を守る為にも、もう仕切っちゃおうかな?との相談を受け、お邪魔してきました。
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Kさんち。家も、家族も、植物も、みーんなのびのびと成長を続けています。
ご夫婦の人柄の現れなのでしょう。この家に入ると、余計な力が抜けて気持ちが解放されるのです。


で、子供部屋。
連絡をもらった時は、完全に個室を作ってしまう方向だったのですが、その後の子供会議で、
やっぱりまだまだ、一緒に遊べるスペースも残しておきたいし、
寝る時は2段ベッドで寝たい・・・と話がまとまったみたいなので、完成形の一歩手前として、
お兄ちゃんブースを作ってみようか?という提案をして持ち帰ってきました。
さて、どうしましょうか。
この先の子供たちの成長を妄想しながらプランをたてるのは、本当にワクワクする作業です。

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今のこの子供部屋、大好きなんですよ。
梁下の壁には、モイス (Click!) を採用したのですが、繊細にも無骨にも感じられるモイスの質感が、子供部屋ならではの、いい意味での雑多な感じにうまく融合してくれています。

個人的な好みの話になりますが、家でも家具でも小物でも、普段使いの中で、緊張して丁寧に扱わなければいけないものにあまり価値を見出せなくて(もちろん、そうあるべき特別なものは別ですよ)、そんな気持ちで設計してるからか、引き渡した後にお客さんから「なぜかこの家、散らかってても全然ストレスにならないんですよ」と言ってもらえる事が多く、それが私の自慢だったりします(笑)。
とは言え、みなさんホントにきれいに住んでくれているのですが・・・。

家はおおらかなものであってほしい。心からそう願います。
特に子供の成長過程では、家そのものが子供を育ててくれる部分がとても大きいと思っているので、
これからも、息苦しくない家を、息苦しくない精神状態でつくっていきたいな・・・。
と、気持ちを新たにしたお宅訪問でありました。