円い箱 〜アトリエ朋便り 
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約2か月に渡る工事となったS様邸リフォーム工事も、明日、お引き渡しとなりました。

「あの腐った土台を見た時にはどうなる事かと思ったけどね(笑)」とは、奥様のお母様談。
そんなハプニングも確かにありましたが、最初から最後まで、なぜか、なんの不安も感じずに、工事を見守ることができました。
特別なことは何もしていないけど、本当にいい家に再生されたと思います。

今回、全ての部屋で、ラーチの無垢フローリング(厚み24mm)を初めて採用してみました。
WAXをかけた後の表情がとてもいいですね。
今後、この材がどんな経年変化を見せてくれるのか、私も工務店さんも、初めての子育て気分で楽しませていただきます。
引渡し時にお渡しする書類について、監督さんの説明を受けていた時の事。
「工事中の写真も全部お渡ししますから」と聞いたSさんから、「それなら、絶対、大工さんの顔が写ってる写真を入れておいてくださいね!いつ来ても、あの暑い中、汗だくで頑張ってくれてた大工さんの顔をずっと覚えていたいので・・・」という言葉が返されて、隣で聞いていた私は、ちょっと感動してしまいました。

工事期間中、私が何も不安にならなかった理由のすべてが、ここにあるような気がします。

家というものを媒介にして、つくり手と住まい手はお互いに、目に見えないもっと大事なものを与え、与えられているのかもしれませんね。 なんかね、本当にそう思います。