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施主のIさん夫婦は、二人揃ってとっても多趣味。
正直、"多趣味"なんて軽い言葉で括ることに抵抗を感じるくらい、毎日の生活を本当にenjoyしている方達で、その人柄・生きるセンスの良さは、例えば、ご主人からのメールの文面だったり、奥さんが勧めてくれる絵本だったり、打ち合わせ時の雑談だったり、随所に現れてくるのです。 日々の暮らしそのものが趣味なんだな、きっと。(特技と言っても良いくらいだ(笑)) プランニングをしている時、 「この先、今はまだIさんが手を付けていないけど、新しい趣味として仲間入りをする可能性があって、かつ、そうなったら結構場所を取ってしまうものはないだろうか?」 と、妄想に妄想を重ね、それでも、思いついたのは"お城の模型作り"くらいでした(笑)。 (で、お城の模型も作れるようなスペースも作っちゃったもんね~) そんなIさんの家は、大きな土間あり、暗室あり、薪ストーブあり、ひそみあり、ハンモックの部屋(?!)あり。 図面を見ているだけでワクワクしてしまうスペースがてんこもりです。 家にいる時はナマケモノのようにぼーーっとしてばかりいる私なんかじゃ、持て余してしまいそうな空間も、きっとIさん達なら、それぞれの部屋にその存在価値をしっかり与えてくれる事でしょう。 建物名「AZiTO」は、Iさん達の秘密基地のような場所で、そこから生まれる楽しみは無限大・・・という想いでつけました。イニシャル「i」を真ん中に、AtoZ が含まれています。 この家は、先日紹介したF様邸に負けず劣らずの難産だったのですが、この建物名「AZiTO」を決めるのにも、めずらしく相当時間がかかりました。工務店のH女史にまで相談しちゃったくらい。 なんでそこまでして副題を付けようとするのか、自分でも不思議に感じる事がありますが、きっと、その家の、ぶれないコンセプトを自分の中に根付かせる大切な過程なんだなと、最近思うようになりました。
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