円い箱 〜アトリエ朋便り 
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のんびり過ごしたお正月。
あっという間に終わってしまいました。

本日より2013年の業務を開始します。

穏やかに、欲張らず、
今、手の中にあるものを大事に育てていく、
そんな1年にしていきたいと思います。

みなさんの足元でも、
小さな幸せがたくさん花開きますように。

今年もよろしくお願い申し上げます。



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名刺交換をすると、「"朋"で"パン"って読むんですか?」とか「この月にはどんな意味が込められてるんですか?」とか、事務所名にまつわる質問をほぼ必ず受けるのですが、今日初めてお会いした方が、名刺を見るなり、「あ~、この"綾"っていう字、本当にいい字ですよね。私、昔からこの字が大好きなんですよ。」と、私の名前を褒めてくれました。

実は、私が両親に一番感謝しているのは、この"綾子"という名前を付けてくれた事・・・というくらい、自分の名前が大好きなのですが、こんな風に人から褒められたのは初めてで、それは、素直にとっても嬉しい出来事でありました。ありがとうございます。
ちなみに、名刺の月のマークに込めた思いが何かというと・・・。

「朋」という字が仲間・同志を意味するもので、「所詮、私一人では何もできないのだから、周りの人達に助けられ、支えられながらやっていこう」という、独立する時からすでに他力本願だった(笑)私の思いをそのまま形にしたものです。
大きな月は、その"周りの人達"すべて。
小さな月が私で、みなさんにぶらさがりながら、やっとこさ、存在しています。

14年経っても、その構図は何も変わっていないなぁ・・・。ありがたくもあり、情けなくもあり・・・(笑)。
ネーミングって、やっぱりものすごく大事なのかもしれませぬ。

巷では、芥川賞を受賞した黒田さんが大きく取り上げられていますが、
私個人的には、安部龍太郎さんが直木賞を受賞した事の方がニュース。
なんとなく、"賞を取る"とは無縁のところで執筆してる作家さんというイメージだったので・・・(失礼!)

読んでいたのはもう10年以上前なのですが、
「血の日本史」とか「彷徨える帝」とか、この人の時代小説は大好きだったんですよ。
自宅の本棚に、まだ何冊か眠ってるはず。久々に読み返したくなりました。
文体も世界観もやけに慈悲深い・・・という印象だけは、強烈に残ってます。

受賞作はどんな作品なんだろう?楽しみ~。

胃腸の丈夫さにはかなり自信があったのですが、
先週前半に原因不明の胃腸炎にかかり、しばらく伏しておりました。
(すでに完全復調してるので、ご心配には及びません!)
食べられない、気持ち悪い、胃が痛い といった症状ももちろん辛いけど、
何よりしんどかったのは、意外な事に、悪寒。
目一杯着込んで、猫を抱えて布団の中で丸くなっていても、寒くて寒くて仕方ないんです。
それほど高熱が出たわけでもないのにね。
胃腸炎・・・もうかかりたくないわ。
これがさらにノロだったりしたら・・・と想像すると、ゾッとします。

実は、先月の半ばには、突然右目が角膜剥離を起こしまして、
この時も、1週間くらい、ほとんどまともに仕事にならない状態でした。
いろんな方にご迷惑もかけてしまったし、
忘年会、オープンハウス、女子会、ディズニーシーのクリスマスイルミネーションなどなど、
楽しみにしていた予定の数々をすべてキャンセルする羽目になり、泣けました。

この1ヶ月を振り返ってみると、見事なまでに「全然使いもんにならねぇヤツ」(笑)。
お正月を挟んだせいもあってか、いまいち仕事のペースが掴めなくなってる気がする。
いかんいかん!挽回しなくては!!

なんでもかんでも歳のせいにはしたくはありませんが、
今までのように、自分の健康を過信してちゃダメだなぁ・・・と痛感。
きちんとメンテナンスをして、もう少し労わってあげなくてはいけないようです。
家と一緒だな。目指せ、長期優良人間!(笑)

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新聞に、ソメイヨシノの開花予想が載っていました♪
今日みたいな暖かい日は、
なおさら春が待ち遠しくなりますね。

寒さはこれからが本番!というこの時期に、
こんなワクワクする便りを聞けるのはありがたい。
気象庁さん、毎年ありがとう!

あと10日もすれば節分。
春よ来い!早く来い!
花粉症の人達にも、素敵な春が訪れますように・・・(笑)。
プロのカメラマンが撮影してくれた、O様邸の写真が届きました。
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同じアングルで扉を閉めたものもあったのですが、こっちの方が全然イイ!
たったこれだけの事で、写真の中に流れる空気感みたいなものがこんなに変わるんだなぁ・・・。
収納の中なんて隠すものだと思い込んでいたけれど、なるほど、勉強になりました。

引渡しから1か月。
家具が入り人が住み、いろんなものが柔らかく馴染んできているとの事。
来週、1ヶ月ぶりに様子を見に行ってきます♪


※カメラマンのお名前を出さずに写真掲載する旨、了承済みですのでご心配なく!
ちょっと考えればすぐに分かるような事でも、人間って、
思考がモノグサの方向へ猛進していると、冷静な判断ができなくなるようです。

朝食用の野菜スープ。
炊飯器のタイマー機能を使って作れば朝が楽よね?できそうな気がするよね?
と思い立ち、昨夜、材料を全てお釜にぶち込んで、タイマーセットをして就寝。
今朝、美味しそうな匂いが立ち込めた台所で「いい感じいい感じ♪」と、
ワクワクしながら炊飯器の蓋を開けると、そこにはクタクタの煮びたし状態となった野菜たち。
その時点で初めて「そりゃそうだよね。炊飯器だもんね。汁はなくなるよね」と気づく愚か者です(笑)。

仕方がないので、お鍋に移してもう一度水を加えて温め直してみたのですが、これが実に微妙。
事の成り行きが成り行きなので、どうしても「おいしいね♪」という気分にはなれないのですが、
と言うか、まぁ、ぶっちゃっけそれほど美味しくなかったのですが(笑)、
普通に作ったら絶対に出せない、玉ねぎのコクとか甘味とか旨味とかがスープの中に凝縮されていて、
高級レストランで高級なお皿に乗って出されたら、その雰囲気に騙されて、
うっかり「おいしいね♪このコンソメスープ」と思ってしまいそうな味なんです(笑)。
うーん・・・伝わるかな?この感覚。

でもコレ、玉ねぎだけのスープを大量に炊いて冷凍保存しておけば、
もしかしたらいろんな料理に使いまわせるかもしれませんよ!
ものすごい発見をした気分です。
ホントに面倒臭がりなので、実際に試してみるかどうかは別の話ですが・・・(笑)。

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「認定低炭素住宅と改正省エネ基準」のセミナーへ。
大変な時代になりましたね。国は、この基準を2020年に義務化するのを目標としているようです。「省エネ」に対する価値観もそうだけど、「暑さ寒さ、気持ちよさ」という極めて個人差がある感覚的なものに対してまで法律が介入してくるのか・・・という違和感は、正直あります。しかし、正しい知識も持たずに「ホントにそこまで必要なのか?」と首を傾げていられる時代ではなくなってるのは確か。脳みそに鞭打ちながら(笑)勉強せねばなのだ。

セミナー会場は大手町。改修後、初めて東京駅に降り立ちました。その姿は完全におのぼりさん(笑)。もう少しゆっくり見学できるように早めに行けば良かったなぁ・・・。
東京駅はやっぱりかっこいいです。